βカロテンによる抗酸化力特徴
かぼちゃには、β- カロテン、ビタミンC 、ビタミンEが多く含まれています。果肉の鮮やかな黄色は、β 1カロテンのもの。β-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンA にかわりますが、ビタミンA に変換されなかったβ-カロテンは、ビタミンC 、ビタミンEとともに肝細胞を傷つける活性酸素と戦い、肝機能を正常に保つのに役立ちます。
また、肝機能が低下すると不足しやすいビタミンB1やB2も豊富。肝臓での脂質や糖質の代謝を助けるビタミンB群は、アルコールによる肝機能障害と関係が深い栄養素です。お酒が好きな人は、しっかり補給しましょう。
食物繊維で便秘を予防
かぼちゃには、腸の動きを活発にする食物繊維もたっぷり。便の量を増やして腸の動きを活発にし、肝臓に負担をかける便秘を解消します。食物繊厳には、腸内でコレステロール、中性脂肪、糖質などの吸収を妨げる作用もあるので、肥満や脂肪肝の予防・改善にも役立ちます。
油を使った調理で吸収力アップ
β-カロテンとビタミンE は、ともに脂溶性。吸収力を高めて抗酸化力をアップするためには、抽を使って調理するのが正解です。かぼちゃのビタミンC は熱に強いので、加熱調理しても大量に失われる心配はありません。皮と周縁部の栄養価が高いので、できれば皮つきのまま調理しましょう。
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