鶏肉は高タンパク、低脂肪のヘルシーミート

消化吸収のよいたんばく質が主成分

鶏肉の繊維は細くて軟らかいため、消化吸収がよいのが特徴です。主成分はたんばく質と脂質で、たんばく質には体に必要なアミノ酸がバランスよく含まれています。アミノ酸のなかでも、とくに含有量が多いのがメチオニン。

肝細胞を傷つける原因となる活性酸素をとり除くほか、コレステロールの沈着を抑えて、肝臓に余分な脂肪がたまる脂肪肝を予防します。また鶏肉の脂質には、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらの脂質には、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール(LDLコレステロール) を減らす働きがあり、脂肪肝や肥満の予防・改善に役立ちます。

ビタミンB群の補給にも

鶏肉には、エネルギーの代謝や不要物の排泄に問わるビタミンB群も豊富。お酒をたくさん飲む人はビタミンB群の吸収が滞りがちなので、こまめに補給することが大切です。このほか、皮膚や粘膜を守るビタミンA や、高血圧の予防に役立つカリウム、新陳代謝を活発にする亜鉛なども含まれています。手羽先にはたんばく質の一種であるコラーゲンもたっぷりです。

鶏肉のなかでも、ささ身はとくに低エネル ギー。むねやもも肉は皮を除けば、脂質を大 幅に減らすことができます。

https://memodiary.wp.xdomain.jp/archives/category/%e3%82%b7%e3%82%b8%e3%83%9f

関連記事: