牛乳・乳製品はバランスのとれたたんぱく質食品

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膿の働きを整える効果も

牛乳には、肝細胞や、肝臓で働く酵素の材料となる良質のたんばく質がたっぷり含まれています。たんばく質を構成するアミノ酸の一種・メチオニンには、細胞を傷つける原因となる活性酸素をとり除いたり、コレステロールの沈着を抑えて脂肪肝を予防したりする作用があります。

また糖質の一種である乳糖には腸内の善玉菌を増やす働きがあり、肝機能障害の大敵である便秘の予防に役立ちます。カルシウムが豊富なことも、特徴のひとつ。牛乳に含まれるカルシウムは吸収率が非常に高く、コップ1杯で1日の所要量のおよそ半分をとることができます。このほか、皮膚や粘膜を守るビタミンA、エネルギーの代謝を助けるビタミンB 群、カルシウムの吸収に閲わるビタミンDなども含まれています。

ヨーグルトの栄養

おもな成分は牛乳とほぼ同じですが、発酵によってたんばく質や脂肪が分解されているので、牛乳より消化・吸収の効率がよくなっています。また、善玉菌の一種・乳酸菌が豊富。乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やして腸の働きを整え、便秘の予防・改善に役立ちます。

スキムミルクの栄養

スキムミルク(脱脂粉乳) は、牛乳から脂肪分をとり除いて乾燥させたもの。牛乳の栄養が凝縮されていますが、牛乳より脂質もエネルギーも大幅に少なくなっています。脂肪肝や肥満が気になる人におすすめです。

シジミの肝臓の効果(体験談)はこちら。

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