牛肉は、体内で効率よく使えるたんばく質が豊富

必須アミノ酸を含む良質なたんばく質

牛肉の主成分であるたんばく質は、約20種類のアミノ酸がさまざまな形で結びついてできています。牛肉のたんばく質の組成は人体にもっとも近いため、吸収率や体内での利用効率がとても高いのが特徴です。

あらゆる組織の材料となるたんばく質は、肝細胞の修復や新陳代謝のためにも欠かせない成分です。牛肉のたんばく質を構成するアミノ酸のなかで、とくに注目したいのがメチオニンとアルギニンです。メチオニンは、健康な肝細胞を傷つける原因となる活性酸素をとり除くほか、コレステロールなどの脂肪の沈着を抑えて脂肪肝を予防・改善する働きがあります。アルギニンは、体内で発生したアンモニアが肝臓で解毒されるサイクルをサポートします。脂肪の代謝を促す作用もあるため、脂肪肝の予防にも有効です。

ビタミンB群で肝機能アップ

肝臓でのエネルギー代謝を助けるビタミンB群も豊富です。お酒をたくさん飲む人はビタミンB群の吸収が滞りがちなので、肝臓の機能アップのためにも十分に補給する必要があります。このほか、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA や、新陳代謝を活発にする亜鉛なども含まれています。

脂質が気になるならヒレやもも肉を

部位によって脂質の含有量や栄養価が異なります。高たんばくで低脂肪なのは、ヒレやもも肉。バラやロースは脂質が多めです。