「柑橘類」は豊富なビタミンCで肝臓の健康を維持

豊富なビタミンCとクエン酸

柑橘類に共通して含まれるのは、ビタミンCとクエン酸。ビタミンC にはすぐれた抗酸化力があり、活性酸素の攻撃から肝細胞を守るのに役立ちます。クエン酸は、エネルギーを代謝する際に発生する筋肉疲労の原因物質を分解し、疲労回復を促進します。また、薄皮や白い筋には、ビタミンP の一種・ヘスペリジンが豊富。ヘスペリジンには、コラーゲン(たんばく質の一種) を作るビタミンC の作用を助け、毛細血管を丈夫にする働きがあります。

グレープフルーツの栄養

特有の苦みは、柑橘類に含まれる苦み成分の一種・リモニンによるもの。リモニンにはガン予防の効果があるといわれています。グレープフルーツには、ホワイト、ピンク、ルビーの3種がありますが、赤みが強いほど、抗酸化作用をもつβ?カロテンやリコピンなどを多く含んでいます。

ミカンの栄養

果肉の色は、β-クリプチサンチンという色素成分によるもの。β?カロテンの5 倍もの抗酸化作用があり、活性酸素の書から肝細胞を守る高い効果が期待できます。

レモンの栄養

レモンには、フラボノイドの一種・ルチン が含まれています。ルチンにはビタミンC の 吸収を助けるほか、毛細血管を強くして高血 圧を防ぐ働きなどがあります。

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