いものビタミンCは熱で壊れにくい「じゃがいも」「さつもいも」

加熱に強いビタミンCがたっぷり

ビタミンCは熱に弱い成分ですが、じやがいも・さつまいもに含まれるビタミンC には、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

芋類のビタミンCは熱に壊れにくく美容食として最高

ビタミンC には活性酸素の害から細胞を守る抗酸化作用があり、肝細胞の酸化を防いで肝臓を健康に保つのに役立っています。腸の働きを整える食物繊維も豊富。便秘を解消して有害物質の発生を抑え、肝臓に大きな負担がかかるのを防いでいます。

じゃがいもの栄養

じゃがいもに含まれるビタミンBlやナイアシンは、肝臓でエネルギーの代謝を行う際に欠かせない成分。ほかのいも類や穀類に比べて低エネルギーなので、肥満の予防・改善にも役立ちます。豊富に含まれるカリウムには、体内の余分なナトリウムを排泄して血圧を下げる働きがあり、食塩のとり過ぎによる高血圧の予防や改善にも有効です。

じゃがいも

さつまいもの栄養

さつまいもに含まれるビタミンEは、すぐれた抗酸化作用をもつ成分。体内で活性酸素を回収する働きがあり、ビタミンCと一緒にとることでより効果的に働きます。食物繊維も豊富で、肝機能を低下させる原因となる便秘の解消に効果を発揮。また、さつまいもを切ったときに出る白い汁・ヤラビンには便をゆるくする作用があります。食物繊維との相乗効果で便通を整え、肝機能の維持や大腸がんの予防などにも役立ちます。

さつまいも

関連記事: