胆汁の流れを促進して不要物を排泄
タウリンは、たんばく質を構成するアミノ酸の一種。おもに魚介類に多く含まれる栄養素です。注目したい働きのひとつが、胆汁の主成分である胆汁酸の分泌を促進すること。胆汁の量を増やして流れをスムーズにするため、脂質の消化・吸収を助け、体内の不要物を排泄するのに役立ちます。胆汁酸はコレステロールを材料にして作られるので、胆汁酸の分泌量が増えることはコレステロール値の低下につながります。また、胆汁酸には小腸の動きを活発にする働きもあります。そのため、肝機能障害の大敵である便秘や腸内で有害物質が増えるのを防ぐにのにも役立ちます。
タウリンにはこのほか、肝細胞の膜の機能を守ったり、肝細胞の再生を促したりする作用もあります。
肝臓の機能を守るタウリンの機能は医学的にも認められています。
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