残った油でオリジナルのアロマキャンドルを作る
炒め物や煮込み、揚げ物、ドレッシングなど、いろいろな料理に使われますから、「余ってしまって困る」というイメージがないかもしれません。でも、油にはサラダ油にオリーブオイル、ごま油、ペニバナ油( サフラワー油)、菜種油(キヤノーラ抽) など、さまざまな種類があります。
よく使うだけに、つい、いろいろな種類の油を買いだめしてしまって、使い切れずに賞味期限が切れてしまうこともあります。また、揚げ物を作ったあとの油は、1回使っただけで捨てるのはもったいないので、オイルポットなどに入れて保存して、再利用している人も多いと思います。
とはいっても、オイルポットで保存しておいた油は、いずれ酸化してダメになります。濁ったような色がついてきたら、もう酸化しています。最終的には、捨てるしかありません。
こういった賞味期限が切れたり、酸化してしまった抽を有効に使い切る方法で、ポピュラーなのが石けんにすること。油を石けんにして再利用されている方もいるかもしれません。
石けんの作り方は、いろいろな本に載っていますから、ここではもっと簡単に油を変身させる、意外な方法を紹介します。それは、キャンドルにすること。使うものは油と、油を固める市販の凝固剤、それにカップのような耐熱性の容器と割り箸、たこ糸です。たこ糸の代わりに、ティーバッグなどについている糸2?3 本をねじってより合わせてもOKです。
糸の長さは容器の深さより長めにしておきます。割り箸の間に糸を挟み込み、この割り箸を容器の上に置いて、糸の端を容器の中に垂らします。この糸がキャンドルの芯になります。ここに凝固剤を溶かした油を注いで、冷やし固めれば出来上がり。
凝固剤は油100gに対して6g使います。ふつう、油を固めるときは半分の3g ですが、キャンドルを作る場合は倍の量が必要となるのでご注意ください。固まる前に好みのアロマオイルや、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの皮をすりおろして加えると、オリジナルのアロマキャンドルにもなります。使えなくなった油を、簡単に癒やしのアイテムに変身させることができます。
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