冷蔵庫で固まってしまった粉チーズはぱりぱりの洋風せんべいに
賞味期限切れになりやすい食材のひとつが、粉チーズです。パスタを食べるとき買っておいたはいいものの、意外と使わずに、そのまま放っておいてしまったり、冷蔵庫に入れたまま忘れていて、気がつくと固まってしまい、結局捨てることになってしまうことも。
頻繁に使わないのであれば、買った状態のパッケージのまま冷蔵庫に入れておくよりは、ラップに包んでから保存袋に入れて冷凍してしまいましよう。味と風味は多少落ちますが長持ちします。「粉チーズはパスタに振りかけるアクセントのようなもの」という常識にとらわれていては、余ってしまうのも仕方ないかもしれません。粉チーズも立派な食材のひとつ。そう考えれば、余らせることはありません。
たとえば、粉チーズを使ったおせんべいを作るのはいかがでしょぅか。ワインやシャンパンによく合うおつまみになります。作り方はまず、粉チーズをフライパンの上に平らになるように振り入れて、弱火で焼きます。油は使わないので、焦げ付かないフッ素樹脂加工のフライパンを使ってください。
溶けたチーズに少し焼き色がついて、パリパリの状態になったら完成です。そのまま食べてもいいですし、ハチミツやメープルシロップをかけてもおいしいので、ぜひお試しください。また、パスタ以外のメニューに振りかけることもできます。
ちらし寿司に振りかければ、ちょつと変わった洋寿司になります。さらに、市販の冷凍ピザにふりかえれば、ダブルチーズピザに。全体的に振りかけてもいいですが、半分は振りかけて半分はそのままにして、2つの味を楽しんでみるのもおもしろいと思います。
クリームチーズは和風おつまみにもぴったり
粉チーズと同じか、それ以上に余ってしまうのがクリームチーズ。ケーキを作るときの材料として買うことがあると思いますが、市販されているクリームチーズの塊は200?300 gくらいが一般的。なぜか毎回、ほんの少しずっ残ってしまいます。残ったものは、パンに塗ったり、そのまま食べたり、ということになるでしょうが、毎日がチーズだと飽きてしまいますよね。
クリームチーズはカビが生えるのが早いので、使い切れずに泣く泣く捨ててしまうそうです。クリームチーズはパンに塗るだけではありません。和食にもすごく合う食材なのです。1cm角に切ったクリームチーズに、鰹節と小口切りにした万能ネギ、ゴマなどをのせて、しょうゆをかければ、日本酒のおつまみにもなる「クリームチーズの冷や奴風」が完成です。同じく1cm角に切ったクリームチーズとアボカドを混ぜ合わせて、ワサビしょうゆをけるのもオススメです。こちらもお酒のおつまみにぴったりです。
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