オリーブを使い切る

イタリアンだけでなく納豆、卵焼き、天ぷらにしてもおいしい

オリーブといってまず思い浮かぶのはイタリア料理。パスタや前菜などには欠かせない食材です。ほかにも、さまざまなレシピに出てくる代表的な食材ですが、どんな料理に使っても、使うのは瓶詰オリーブの3分の1 くらいまで。

1 回の料理でひと瓶使い切るという方は、少ないのではないでしょうか。一度開封した瓶は冷蔵庫に保存したまま、ずっと眠り続けて、久しぶりに使おうと思ったときには、まだ食べられるのか、それとも傷んでしまっているのかわからず、結局捨ててしまう... ... そういう経験のある人も多いと思います。

そこで、まずは保存法でワンポイントアドバイス。料理であまりオリーブを使わない方は、瓶を用けたら、お酢を少し加えてから冷蔵庫で保存しましょう。こうすると、少し長持ちさせることができます。とはいっても、なるべく早く食べるに越ししたことはありません。

残ったオリーブの手軽な使い方として、私は、オリーブを細かく刻んで、アンチヨピやオリーブオイルと混ぜ合わせ、パンに塗ったり、冷製パスタに和えたりして食べています。

イタリアンなテイストで、結構おいしいですよ。また、フードプロセッサーを使ってペースト状にすると、便利なソースに早変わり。焼いただけの鶏肉や豚肉にかけてもいいですし、野菜スティックにつけたり、お豆腐にのせたりと、いろいろな料理に応用できるので、ぜひお試しください。

フードプロセッサーがない方や、あっても「あとで洗うのがちょっと... ... 」という方は、細かく刻んだオリーブとクリームチーズやバター、マヨネーズなどを混ぜても、それぞれおいしいソースを作ることができます。

いろいろな材料を混ぜてみて、自分好みのソースを見つけるのも、おもしろいと思います。さらにオリーブは、トマトとニンニクとの相性がとてもいいんです。トマトソースを作るときに和えたり、ニンニク入りの妙め物に加えると、深みのあるコクが引き出せます。ところで、オリーブといえば、イタリアンや洋食にしか使えないと思ってしまう方も多いかもしれません。

でもじつは、和食にもマッチします。細かく刻んで納豆に加えると豊かな風味が楽しめますし、卵焼きに混ぜてもおいしくなります。さらに、オリーブは妙めると、油分が出てきてやわらかくなり、程よい塩分とコクが出てくるため、私はチャーハンの具にも使っていますし、カレーの具に入れることもあります。

そしてもうひとつオススメなのが、種を取ったオリーブの穴に、チーズやアンチョピを括めて天ぶらにすること。簡単なおつまみになって、お酒も進みます。オリーブは栄養価の高い食材なので、イタリアンはもちろんですが、ジャンルにとらわれず、いろいろな料理にどんどん使ってみてください。

オリーブには、鉄やカルシウムなどミネラルのほかに、ビタミンも豊富に含まれています。また、血中の悪玉コレステロール値を下げて、善玉コレステロール値を上げる働きがあります。さらに、アンチエイジングに役立つ、抗酸化作用のあるポリフェノールヤクロロフィル、ビタミンE も豊富に含まれています。