サバなどに多い良質の油は食前に摂れば分泌不足の解消に効果大

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魚は生で食べるのがよりベター

魚油の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)には、体内でインスリン(血液中の糖の量である血糖値を調整するホルモン) の郁献量を増やしたり、糖尿病の合併症の1つである整化を防いだりする働きがあります。そのため、糖尿病や高血糖の人にも注目されています。

EPAを特に多く含む魚としては、サバ、イワシ、サンマ、サケ、マグロなどが代表的です。これらの魚は、刺し身など生で食べるのがおすすめ。魚油が失われにくく、EPAをより効率よくとれるからです。もちろん、刺し身ばかりでは飽きるので、煮物にするなどして、魚を積極的にとるといいでしょう。

最近、食べる噸番を変えると健康づくりに役立つことが話題となっています。糖尿病の人は、主食のご飯より魚を先に食べるとよりいいことが日本の調査で明かにされました。この調査では、食事のさいに副菜として魚が出た場合、「先に魚を食べ、15分後にご飯を食べたグループ」と「先にご飯を食べ、10分後に魚を食べたグループ」で、食後の血糖値がどのように変化するかを比較しています。

その結果、前者のグループでは、後者に比べて血糖値の上昇が抑えられたそうです。この調査結果は、糖尿病の国際学会でも発表されました。理由については、先に魚を食べた人は、魚に含まれるEPAの働きによって、インスリンの分泌量が増えたためと推測されます。

ちなみにサバの油は脂肪肝にも効果的なのでお酒好きの人にはおすすめです。さばはDHA、IPAが脂肪肝を予防・改善

EPAの働きをさらに強める新しい魚油

最近はEPAだけでなく、新型魚油ともいえるDPA(ドコサペンタエン酸)も注目されています。DPAは、近年に発見された魚油で、悪玉コレステロールLDLの血管への沈着を防ぎ動脈硬化を抑える働きがあります。さらに、体内でEPAの働きを高めるという報告もあり、積極的に補えば、インスリンの働きを強めて糖尿病を予防・改善するのに役立つと考えられます。

DPAは、イワシやマグロなどにも含まれますが、EPA に比べて、その量はわずか。DPAがきわ立って多いのは、マンボウの肝油です。もちろん、マンボウの肝油にはEPA も含まれているので、2つの魚油の相乗的な働きが期待できます。

ただし、マンボウはほとんど市場に出回らないため、生の肝油の入手は困難です。興味のある人は、マンボウの肝油を含んだ食品が、健康食品店や通信販売で購入できるので、活用してみてください。それと同時に、バランスのとれた食事や適度な運動を心がけるようにすれば、高い血糖値を下げたり、合併症を防いだりするのに役立つでしょう。

https://www.cause-reason.info/manbou/