診察の合間にお医者さんが何やらカルテに書き込んでいる。いったい何を書いてるんだろう、と気になったことはありませんか。
患者には「心配ない」とひとことですませておきながら、そのわりには書くことがやたら多いじゃないか。ああ、あのカルテが見たい。おれのこと、なんて書いたんだ? ひょっとしたら本人にはいえないような悪い病気とか... 。
そんなに気になるなら試しにこういってみよう。「先生、カルテを見せてください」日本ではカルテを見せたがらない病院が多数派です。
そのため患者の方もカルテは見てはいけないものと思いがちですが、自分のカルテを患者本人が見るのはまったく自由です。
カルテの守秘義務は他人に対するもので、本人は対象にはなりません。病院によっては、患者自身がカルテを持って病院内を回るところもありますが、そんなときこそ自分のカルテを見るチャンスであもあります。
もちろんこっそり書き写したり、コピーをすれば角が立つかもしれませんが、もっと患者は自分の病気を知る権利を行使してもいいはずです。その方が「医者がウソをついているのではないか」と思い悩むよりずっと体( 心)にいいはずです。
コメント