シトルリンが血糖値を下げる 256mg/dl→100mg/dl台で安定!ほかに視力アップ、腎機能も改善

直腸ガンになりかけたけれどスイカの煮汁で回復

食事は肉ばかり、酒も思う存分飲んで、食後のデザートも欠かさない。こんな食生活がいけなかったのでしょうか。男では珍しいとよくいわれますが、私は若いころから便秘症でした。

毎日便意があるのですが、かたくて太くて、出すのが容易ではありません。無理やりいきむので、毎日肛門が切れて血が出ました。その傷は慢性的な痔になってしまい、放っておいたために雑菌が入ったようで、55才のころには腸の壁が腐って溶け、尻の筋肉にまで膿が広がる「痔ろうになってしまったのです。

この痔ろうを治すための手術を25年前に受けましてね。かなり重症で直腸ガンの一歩手前だといわれました。さすがの私も改心して、便秘にならないよう食生活に気をつけ始めたんです。

じっは、そのころには体重は100kgを超えて、血糖値もすごく高くて、医者から糖尿病になるぞとおどかされてもいました。肉をやめて野菜を食べる努力をすると、体重は落ちてきましたが、血糖値は少しずつしか下がらないし、ちょっとお菓子を食べるとすぐ上がってしまいます。

便秘も同様で、少し食事が偏ったり体調を崩すと、すぐに便がかたくなります。ですから、体にいいという食品や運動法などを知ると、何でも試してきました。スイカの煮汁は、そんな私の努力を知っている妹からの紹介でした。昨年の9月、久しぶりに会った妹が「これを飲んだら通じがよくなったから、兄さんも試してみてよ!」といって、譲ってくれたんです。

さっそく妻と2人で試してみたところ、たしかに便通がよくなりました。飲み始めて1週間後くらいからだったと思うのですが、朝起きてスイカの煮汁を溶かしたお茶を飲むと、決まって自然な便意が起きます。トイレに行くと、腹に力を入れなくても、重力に引っぱられるようにバナナ大の便がスーツと引き出されるのです。便のかたさがちょうどいいのでしょう。排便後もほとんど尻が汚れておらず、トイレットペーパーで何度もふかなくていいので、肛門は痛みません。このような変化に感心していると腎嚢胞という腎臓にできた水がたまった袋のせいで、腎機能が弱い妻は、「オシツコもよく出るわよ」とうれしそうに報告してきました。

尿については、私も感じていたことで、とにかく1回に出る量、その勢いは以前とはくらべものになりません。

夜中にトイレに起きなくなった

なんといっても助かったのは夜中のトイレが減ったことです。私は1晩に3回も行っていたので寝た気がしませんでしたが、いまはしっかり出るおかげで1回のみ。おかげでぐっすり眠れます。

妻はトイレの回数がふえたおかげでむくみがなくなったといっています。以前は、疲れがたまったり、カゼなどひくとまぶたが目を覆って、あごと首がつながり、顔がパンパンになっていました。

ちょうどスイカの煮汁を飲み始めたとき、旅行りで妻の脚がパンパンに張っていたのも、すぐに治ってしまったんです。ありがたいものに出合ったものだと、半年は1日3回、それからは1日2回、食前にスイカの煮汁を飲んでいます。

継続は力なりで、1年たって気がつけば、空腹時の血糖値は256mg/dlが100mg/dlで安定し、200mg/dl あった中性脂肪も114mg/dlに下がっていました。さらに驚いたのは、

なぜか視力が上がっていたこと。半年前の検査で両目が0.2ずつ上がって左が1.2と右が1.0になっていることがわかりました。髪もふえていますし、自分でもこわいくらいに若返ってきているのです。この年になって、こんな奇跡に遭遇するとは思いもしませんでした。スイカの煮汁はわが家の宝、終生の友として、飲みつづけようと思っています。

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