「印刷」と一致するもの

印刷プレビューの活用

「エクセルアレルギー」 になる原因として、よく言われるのが、プリントアウト。横、縦のセルに数値や項目をどんどん入力していくと紙の中に収まらなくなってしまうためだ。というのも、エクセルの基本画面であるワークシートは、紙出力を前提としない大きな二枚の表だからだ。ワークシート上で、自由にグラフや表組みを作成してプリントアウトしてみると、一枚の紙にうまくおさまらないというわけだ。そこで、セルの幅を微妙に縮めていき、紙にぴったりと収まるように四苦八苦... といったことを繰り返しているうちに「エクセルアレルギー」となってしまう。これは、ワークシートで作業をしているときに、実際の紙の大きさがわからないのがそもそもの原因。
こういうときは、メニューバーから「ファイル」→ 「印刷プレビュー」を選択。すると、ワークシート上に点線で用紙の大きさが表示されるから、紙の大きさがイメージできるようになる。
  • プレビューされた印刷イメージでは当初考えていたのとは遣って、複数の紙にまたがっていたり、小さすぎたりしていることがある。
  • 「閉じる」を押してもプレビュ、ワークシートが閉じてしまうわけではなので心配は不要。
  • 破線で用紙サイズがイメージできたら、セルの幅や高さを調整して、1 枚にきれいにおさまるようにしたい。

背景やイラストは印刷しない設定

サイトを印刷すると、背景の色が濃すぎたり、明るすぎたりして文章が読みづらい、といったことがある。ディスプレーで見るとよく見えるのに、印刷したら??ということはよくある。
青や赤など鮮やかな色を使ったサイトは、画面上で見るぶんにはよいが、印刷すると文字が鮮やかな色に埋もれてしまいがちだ。また、印刷しておきたいのは文章だけなのに、意味もなく紙の全面に背景色が印刷されることもある。インクやトナーを大量に使うことになるので、コスト的にもいまひとつ。
印刷上、意味のない背景色を取り除いて、読みやすいページとして印刷する方法がある
メニューバーの「ツール」→ 「インターネットオプション」→「詳細設定」タブで、一番最後にある項目で「背景の色とイメージを印刷する」の項目からチェックを外すだけ。
「OK」を押してダイアログを閉じれば、その後は設定する必要もない。ずっとこの設定のまま印刷される。文字の校正だけを行いたい場合などは、この方法がよい。

ウェブサイトの必要箇所だけを印刷する

仕事でもプライベートでも「情報収集は、ウェブ」が当たり前になった。「使えそうな文章」を見つけたので、ちょっと印刷しておこうと思うことがある。ただ、1つのページが長々と続くサイトも多い。
必要な箇所は4ページも印刷して最後の2行だけだった...という経験がある人もいるだろう。
ほんの数行の文章を印刷したいだけなのに、大量の枚数の紙に印刷されて出てくる、といったことがある。これでは、紙やインクなどのコストがもったいないうえに、大量の紙の中から、印刷しておきたかった文章を探す時間ももったいない。
そこで、ページの一部分、必要な文章や写真だけを抜き出して、印刷する方法がある。
まず、印刷したい文章や写真の上を、クリックしたままのマウスを動かして範囲指定する。そして、「Ctrl」+「P」を押して、「印刷」ダイアログを開く。すると、ダイアログの下の「ページ範囲」に、「選択した部分」という選択項目が追加されているのがわかる。マウスでこの項目を選んで、「Enter」キーを押せばよい。
欲しい情報だけを、さっと印刷できるので、非常に効率のいい方法で、余分なコストもかからなくてすむ。

印刷ミスを減らすためのひと工夫

今、まさに見ているサイトを印刷したいときに、そのままマウスを動かして、ツールバーの「印刷」ボタンをクリックする人が多い。一般的で間違いではない。ただ、サイトの印刷は、他の文書の印刷よりも失敗することが多い。たとえば、ページの印刷ボタンの部分だけが印刷されたり、必要な箇所以外に何ページにもわたって印刷されたり、人数分の印刷がしたいのに1枚だけ印刷されたり、表組みの線が印刷されない... といった具合に意外にも多いのだ。
そこで、印刷で失敗しない、一番確実な方法を次のとおり。。それは、メニューバーの「ファイル」→ 「印刷プレビュー」を選ぶというもの。このワザを使えば、印刷する前に、印刷イメージをチェックできるのだ。「印刷」ボタンをクリックすると、「印刷」ダイアログが表示される。そのまま印刷に移ることも、設定を変えてから印刷することも、簡単にできる。サイトは印刷の失敗が多いだけに、印刷された紙を見て失敗に気づくより、確認してから印刷したほうが、結果的に格段に効率がよくなるのだ。
ホームページのhtmlを印刷する場合、自分が見ているページは2ページ目であったり3ページ目である場合がある。