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レタスを使い切る

しんなりへたってしまったレタスは50度のお湯につけるとシャキッとする

生で食べる野菜で、まず思い浮かぶのはレタス。口の中に広がるフレッシュな香りと、パリッとした食感はサラダに欠かせない存在です。

レタスに唯一難点があるとすれば、カットして売っているキャベツなどと違って、丸ごと売っている場合がほとんどです。家族が多ければ1回で全部食べ切ることができますが、1人暮らしなどではレタスを買っても一度に食べ切れません。半分程度で売っているといいのですが。

レタス | 効果アップの食材食べ合わせ

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結果、冷蔵庫に入れておくことになりますが、すぐにしんなりしてしまいますし、切り口は茶色く変色してしまいます。そうして捨ててしまったという経験は誰もが持っているはずです。ところが、しんなりしたレタスを復活させる方法があります。

その方法とは、しんなりしてしまった葉を50度のお湯に2?3 分つけると、シヤキッと復活するというもの。ぐらぐらに沸騰したお湯は50度以上ですから50度ぐらいというのがポイントです。

もう捨てちゃおうかな? と思ったときなどは、ぜひ一度チャレンジしてみる価値ありです。

さて、もともとレタスは新鮮なものがいちばんおいしく、保存には適さない野菜です。でも、ひと手間かけることによって長持ちさせることも可能です。レタスを買ってきたら、芯の部分を手でくりぬき、水で湿らせたキッチンペーパーを桔めます。次に芯を下に向けて全体を軽くぬらしたキッチンぺ? パーでくるみ、ポリ袋に入れて野菜室に保存。

少々手間はかかりますが、個人的な感覚でいうと2倍ぐらい長持ちします。さらに、切り口に小麦粉を塗るとより効果が高まります。

ところで、余談ですが、レタスに限らず野菜は切り口を下にして立てるように保存するのが鉄則。これは、もともと植えられていたときの状態がいちばん野菜にストレスがかからないため。収穫後とはいえ、野菜も本来の重力を覚えており、その状態がいちばんリラックスできるというわけです。そのほか、レタスは冷凍保存することも可能。生のしゃきしゃき感はなくなってしまいますが、妙めたり、火を入れて食べる分には、味にあまり変わりはありません。

レタスは軽いもののほうが甘い

レタスは大きく分けて2種類あります。一般的にレタスと呼ばれているのは「玉レタス」で、一方、サニーレタスは「葉レタス」と区分されています。ふつうよく食べられているのは玉レタスですが、じつは栄養的にはサニーレタスに代表される葉レタスのほうがβ・カロテンは玉レタスの約8 倍、ビタミンC・E 、カリウム、カルシウムも2?5 倍と圧倒的に多く含まれています。

味の好みはどうあれ、体にいいのはどうやらサニーレタスになりそうです。では、おいしいレタスの選び方です。株の切り口は10円玉大で、白くてみずみずしいものがベスト。

もちろん茶色く変色したものは避けます。玉レタスは淡緑色で、丸く巻きのゆるいもの。両手で軽く押して弾力があるもの。葉レタスは色が鮮やかでハリがあるものを選びます。なお、ずっしり重いレタスは少し苦味があるので、レタスだけはちょっと軽いくらいのものを選んだほうが甘いといわれています。最後に、レタスをカットするときは出来るだけ包丁を使わないでください。というのも、レタスは刃物で切ると茶色く変色しやすい性質を持っていますので、なるべく手でちぎって使うと覚えておきましょう。

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