フランスパンが残ったらオーブンでラスクを作る

フランスパンが残ったらオーブンでラスクを作る

近ごろは、パンを冷凍保存するという人が増えてきました。すぐに食べないパンは、冷凍しておくと便利です。ラップで包み、保存袋に入れて冷凍すれば、霜がひどくならない限り食べることができるのです。

かたくなったり、カビが生えたりすることを気にせず食べられますし、いざ食べるときも、温めたオーブントースターに凍ったまま入れて焼くだけで、買ったときに近い味が楽しめます。

パンが安いときにまとめて買って冷凍しておけば節約にもなるし、一石二鳥です。冷凍保存したパン(室温のものも) は、霧吹きで軽く吹いてからオーブントースターで焼くと、さらに味がアップします。

さらに一歩進んだ焼き方としては、オーブントースターにパンを並べ、霧吹ききを吹いた後、その上から軽くアルミホイルをかぶせて焼く方法。表面がパリッと仕上がり、内側はほくほくとやわらか〜い焼き上がりになります。

ふつうの食パンがまるで一流ホテルのモー1: グに出てくるような見た目と味に変身。ぜひお試しあれ!パン好きを自認する人なら、器にもこだわりましょう。

焼き上がったパンをお皿にのせると、湯気でせっかくパリッと焼けた生地がしんなりしてしまって、おいしさが半減してしまいます。これを防ぐためには、お皿の上にキッチンぺIパーをのせるか、あるいはカゴのような通気性のよいものの上に置きましょう。

程よく水分が蒸発し、サクッとしたままおいしく食べられますよ。一方、常温で置いてかたくなったパンが残った場合は、おろし金でおろして自家製のパン粉を作りましょう。

ハンバーグに加えたり、挽き肉料理のつなぎとして使えます。この自家製パン粉も残ったら保存袋に入れて冷凍することが可能です。

ケーキを作るときに、小麦粉の量を減らし、その分、自家製パン粉を加えて作ることがありますが、非常にもちもちしたケーキになり、どこかなつかしい味がして、ときどき無性に食べたくなります。特に、オリーブオイルを加えて焼く、ラム酒に漬けたドライフルーツ入りのケーキはとっても好評です。

食パンと残ったビールでぬか漬けが作れる!

残った食パンで「ぬか漬け」を作れるといったら不思議に思うかもしれません。でも、食パンに、飲み残しのビール、塩の3種が揃えばぬか床を作ることが可能です。

作り方は、約半斤分(200g) の食パンを細かくちぎってタツパーに入れ、の塩とビールーカップ程度(耳たぶよりちょっとやわらかめの生地を入れて一晩なじませます。これでぬか床の出来上がり。

何とも安これに適当に切った野菜を漬ければ簡単ぬか漬けの完成です。冷蔵庫で保存すれば、長い間使えますし、味も、売っているぬか漬けに比べてもまったく遜色ありませんよ。

一方、フランスパンが残ったら、私はラスクを作ります。100?110℃ のオーブンでスライスしたフランスパンを20 ?30分焼き、好みの味付けを加えたら、再度またオーブンに入れ20?30分焼けば出来上がり。ラスクはレンジでも簡単に作れますが、焦げやすいので注意。

こちらはお皿の上にキッチンペーパーを二重にしておき、その上にスライスしたパンをのせて2?3 分(量によって加減) 温め、いったん取り出し、好みの味付けをしたら、再び1〜2分温めます。こうして出来上がったラスクは乾燥剤入りの保存袋に入れたうえに、さらに缶にしまっておけば結構持ちます。ティータイムに、または子供のおやつに作っておくのもいいでしょう。

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